お話の中へ
気が付くと、
前回ブログを書いたのが
昨年の7月。
また、
何でか文が書きたくなって、
開いてみている。
先日のクリスマスイブの日の話。
八歳の息子が
お父さんがしてくれたという話を
私にしてくれた。
そのお話は、
サンタさんが来る24日の前日の夜、
23日に、ニンタさんが
子どもが何を欲しがってるかを
様子を見に来て、
サンタさんが来た翌日、25日に
今度はヨンタさんが来て
プレゼントをかっさらう、
というお父さんの作り話。
でも、
息子はとっても嬉しそうに
私に話している。
子どもって、
本当にお話大好きやねんなぁと
思っていたら、
私も子どもの頃、
父がお風呂の中で
してくれた話を思い出した。
以前、
どこかでそんな話を
書いたような気もするけれど、
度々ふと思い出す記憶。
それは、
父、母、兄、姉、私の5人家族の中の
父と姉と私だけが
実は宇宙人で、
宇宙のキャピタラ星という星から
やって来たというお話。
私と姉は
「ホンマの名前は?」
「宇宙の住所は?」
とおもしろがって聞き、
父が一度だけ、
多分当てずっぽうに
言った名前や住所を覚えた。
父が「アースカ ポロピ」
姉が「アースカ セーコ」
私が「アースカ ピーコ」
住所は、
「アチャラカパースケ
オキホカポースケ
メハニシウシ
ピンポンパン」
そんな事を
今でも覚えている。
そしてイブの日、
買い物をしている道中の車の中で
その話を息子に言ったら、
大爆笑。
「僕も考える~!」
と言って、
4歳の妹と
宇宙の星からやってきたお話を
考え出した。
そこからは、
どの店へ買い物へ行っても
車から降りようとはせず、
「僕、宇宙について考えるから
車の中で待っとく」と、
妹を従えて空想に入っていった。
私が買い物から戻って来ると、
何かいい星の名前はないかと
息子が私に聞いてきた。
私はしばらく考えて、
「しっかりせい!(星)は?」
と言うと、
息子は爆笑した。
「それがいい!」と、決まった。
クリスマスイブに
買い物や銀行に連れ回す、
という特別でも何でもない日が、
お話のおかげで、
ちょっと楽しい日となった。
私の父上に改めて感謝です。
そして、
ニンタ、サンタ、ヨンタの
お話をしてくれた旦那さんにも。
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