「わたしの好き」を製作していく
何週間程前か、
お義母さんが私に
「これ、する?」
と、渡してくれたもの。
それは、
お義母さんがしている手芸クラブ
(婦人会?)の
クリスマス用の手芸キット。
赤、緑、ピンク色のクリスマス柄の生地が
カットされたもの、レースの紐、
くつしたの型紙などが入ってありました。
その会で参加される予定だった方が
キャンセルされて、
ひとつキットがあまってお義母さんが
買い取ったのだそう。
色とりどりのパッチワークで構成された
クリスマス用のくつした。
私は、はいと返事して、
受け取ってきたのだけど、
新しい生地でパッチワークするのも、
柄の色合いも、
実はあまり好みではありませんでした。
でも、断る自分も想像できなくて、
ありがたい思いもあって、
断ることもしたくなかった。
最初、やや重い気持ちで、
取り掛かり始めたのだけれど、
だんだん自分好みにするには、
どうアレンジしたら良いか?
を考えながらしていると、
楽しくなってきました。
キットはひとつだけれど、
子どもたちは二人なので、
パッチワークは片面だけにして
別布をもう片面に使って
二足作ろう
だとか、
このピンク柄をやめて
この色に合わせよう、
だとか、
レースのテープをやめて
ほわほわの羊毛や綿にしよう、
だとか…。
そして、完成し終わると、
私が作らなさそうな、
だけど子どもたちが大好きそうな
くつしたに仕上がりました。
自分の想定外の環境の中での、
自分の好きを探していく作業も楽しくて、
取り組ませてもらって良かった!
と、
最後は心が満たされた気持ちに
なったのでした。
そして、
子ども達もすごく喜んでくれました。
0コメント