触って知ること


この間、食パンを焼きました。

こたつの中で一次発酵させていたのですが、

だいたいの発酵完了時間より

一時間程前にふと覗くと、

発酵オーバー気味の様子。


こたつで発酵はよくするのですが、

今回は、

友人からもらった新しいこたつで

初めて発酵させていたのでした。


あぁ、これはきっとパワーが強かったのだ。


オーバー気味の生地を見て、

二次発酵も、分割して置く時間も早め、早めにしよう。

と、私は判断しました。


発酵オーバーになると、ベトベトになるのですが、

ぷるんと弾力があって、まだまだ元気な様子。


最終的に、良い感じのパンが焼けました。


私が作るパンに関してだけですが、

何年もパンを作っていると、

パンの様子が分かり、

ちょっと失敗しても軌道修正が出来るようになりました。


これは一番最初、

パンを作った時は全く分からなかった事で、

何度も何度もそれに触れて、

パンの顔を見ているうちに分かってきた事なのです。


何年も見てきたもんなぁ、

と思っていたら、

分からなくてもとりあえず触れて知ること

って大事だなと思いました。


私は植物と共に心地良く暮らしたいなぁと

思うのですが、

庭も裏の原っぱも草ぼうぼうにしてしまうので、

誰かいいアドバイスをくれる方はいないかしら?


と、思っていました。


この間、

幼稚園の先生だった方が草刈りを

お手伝いに来てくださった事がきっかけで

今は毎日、草刈りをしているのですが、

少しずつ、知ることが出来ているように思います。


ふつふつとイメージが湧いてきたり、

誰かにアドバイスをふともらえたり、

も、あったりで、

とりあえず分からなくても

触れて知るってこと、

大事なんだなぁと思いました。


その先生も、


とりあえず草を抜く、刈る、

そうしたらだんだん雑草のパワーも

弱くなっていくのですよ


と、おっしゃっていました。


家の裏の原っぱは、もともと田んぼだったので、

土が田んぼ質で何となくねっちょりしていて、

私が育てたい植物が中々育ちませんでした。


でも、草刈りをしていて、

あ、ここはフカフカの土だ!と、

思う所もあって、

触れて知ることをまずしないと!

という大事さを実感していたのであります。


触れて知りたいこと、

まだまだあるなぁ。


時間はかかるけれど、

触った分だけまた知れる、ので

自分に期待しよう

と、思いました。

愉しむ暮らし

子育てしながら忙しく暮らす中でも、ひとつひとつ、愉しみたいなと思っています。8歳の息子と4歳の娘を子育てする中での学び、気づき、菜食のことや手仕事する暮らしを綴っています。

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