「拗ねる」を癒す
最近、二歳の娘がよく拗ねます。
それは、もう納得できるものから、
「え~?!そんな事まで拗ねちゃうの?」
って、驚くものまで。
拗ねると、
どこか部屋の隅や隙間に入りこんだりして、出てきません。
はじめは、もう、やっかいな…と、
思いながら、声かけしても反応がなかったら、ほうっておいたりしていました。
でも、拗ねてる娘の顔をよく見ていたら、
気持ちがすごく良く分かるのです。
あ、泣きそう。
でも、耐えてる…。
で、気持ちが分かる私が
どうして欲しいかを考えると、
ただ、ぎゅっと
「あなたが必要なんだよ」って、
抱きしめたり、
包んであげることだなぁと
思いました。
娘は、私の目に見えるように、
部屋のどこか隅に行く
という事を見せてくれているけれど、
それは、心と一緒なんだ。
大げさだけど、
「拗ねてる」って、
私なんか
もう今ここに居なくてもいい。
消えちゃいたいって、
事なんだ。
そう思った私は、
娘が拗ねてしまった時は
ぎゅうっと、心を込めて包んで
抱きしめるようにしました。
そうすると、
娘の顔がほころび、
私にぺたっと張りつき、
機嫌が治る事が多くなりました。
それでも、しつこく拗ねてる時は、
美味しいモノで釣りますが。
そうしている内に、
私がなんだか
癒されているような気がしてきました。
娘の気持ちが分かる私は、
誰も知らない心の隅っこで
「拗ねてる私」、
が実はいるのだろうか?
私の奥底の隅に隠れていた
その「拗ねてる」気持ちが
娘を抱きしめる度に
ひとつずつ、
実は私が癒されていっているような…。
自分を癒す方法って、
色々あるけれど、
して欲しい事をしてあげる事で
癒す事もできるのだと思いました。
こんなにも、
毎日拗ねて、
抱きしめさせてくれる事があるって事は、
私の中に癒さなければならない
「拗ねる」が
存在していたのかもしれないなぁ…。
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