魔法のことば
先日、6歳の兄を叱っていました。
私の心は、怒りに満ちていて、
そんな自分が
ダメなぁと分かっていながらも
止められませんでした。
兄の横に座り、
兄の足をなでなでしながら、
怒りに満ちた母を眺める妹は、
やがて、足をなでるのをやめて、
私に向かいました。
私の胸の中央を少しの幅で
横に2、3回撫でて、
「優しく言わなあかんで?」
と、言いました。
その後、パッと指を滑らせ、
「オッパイパイ!」と、
言いながら笑顔になり、
いつもの2歳児になりました。
ハイ。
全くその通りでございます…。
そんな娘は、
娘と私、二人の日常の中でも、
私が怒っていると分かると、
「ママ、大好きよ」
と、言います。
その一言で、
私はギュッとなってた心とからだが
ほぐされて、
考えさせられるのです。
そうそう、
本当は大好き。
ならば、
私はどう行動したら良い?
どう伝えたら良い?
と。
生まれてから
2年11か月。
その間に覚えたシンプルな言葉で
母と向かう姿は、
恐れ入りまする。
「大好きよ」
そう。
確かに根っこは、誰しも
「大好き」で繋がってる、
繋がってたいのです。
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