好きな思い出は日常に


寒さに耐えきれず、

お天気も微妙でしたが
衣替えをしました。


自分だけならまだしも、
子ども達の分まですると、
1日がかりです。

こんな事をお母さんはやってくれていたのか
と、今さらながら尊敬の念が湧いてきます。

ぽかぽかとお日さまの日差しが
畳の部屋にさす日が衣替えの日でした。

学校から帰り、
お母さんを探して台所を抜けて、
廊下から和室へと目で追うと、
光の中に、母親と
葢があけられたやなぎごおりと、

きちんと畳まれた衣類が並べてある風景を見ます。


「やった! 衣替えや!」
と、私はとても喜んでいました。

懐かしい大好きな服にまた会えた!
また近い内に着れる!

それから、その日は

あっち、こっちと懐かしいお気に入りの服に

袖を通しての遊びが始まります。


その内、何着かは

小さくなって着られない服もあるので、

残念な気持ちになるのですが。


衣替えをすると、

そんなお日さまに包まれた温かい部屋を

思い出して幸せな気持ちになるのです。


私が好きだった小さい頃の思い出は

日常生活にあるものばかりです。


そういうものを私も大切にしたいなと

思っています。

愉しむ暮らし

愉しむ暮らし

子育てしながら忙しく暮らす中でも、ひとつひとつ、愉しみたいなと思っています。8歳の息子と4歳の娘を子育てする中での学び、気づき、菜食のことや手仕事する暮らしを綴っています。

0コメント

  • 1000 / 1000