肯定的に見てあげる


先日、息子は遊具で遊んでいるとき、
自分と同じくらいの女の子達が
ウンテに失敗しながらも
頑張っている姿をみたせいか、
今までにはない頑張りを見せて、
短い距離ですが見事ウンテ達成を
しました。

私はそれを見て、
息子は

シュタイナーでいう4つの気質の内の

憂鬱質を持っているのだなと
思いました。

肯定的に見てあげる事が
大事なんだと、
自分の視野がちょっと広がった気が
しました。

シュタイナーの憂鬱質について
分かりやすく、
興味深いブログがありました。

そこには、
「子どもの場合は、追い立てず、その子らしさを肯定し、
話を聞いてあげてゆっくりと見守っていれば、
小学校5年生ぐらいから次第に活動的になっていきます。」


息子は活動的ではあるけれど、
それも、一部分に集中している気がします。

また、
「この子は脅かさないと、
追い立てないと動かない」と、
それを使おうとする大人がいるのですが、
それを使うと子どもは自分の心を閉ざすようになります。」


詳しく読みたい方は、

引用:森の声


確かに自分の用意や片付けが全然出来ず、
言っても無駄だと思いつつも、
言ってしまい、
お互いに良くない状態になってる気も…。


そうして、何日か前に
息子が消しゴムハンコを作りたいと
始めました。

一回目は、
自分でも満足できる出来だったようですが、
二回目の作品は、
小さすぎて上手くいかなかったようで、
怒って泣き出しました。

そうして、
当たり散らして、
かごから本を放り出したりしました。

いつもなら、
私はそこで「何しとんねん!」と、
「八つ当たり」に対してフォーカスし、
すごく腹が立ってしまうのですが、
「肯定、肯定…」
と、出来なくてくやしかった息子の
気持ちになってみました。

そして、泣いている息子に、
「くやしかったんやね」と、
頭を撫でて、散らかった本を
私が何も言わずに片付けはじめました。

本を直していると、
一枚の小さな犬のシールが
出てきました。

私は、息子と娘に、
「見て!シール出てきた」
と、渡したら、
そこから気分がガラッと変わったのか、
そのシール一枚で二人で遊び始めました。

しまいには、
シールの犬の散歩まで行きだし、
中々帰ってきませんでした。

その出来事を振り返り、
「あぁ、本の片付けはやっぱり私の仕事だったのだ」
と、スッとすんなりいった事に
そう思ったのでした。

そうは言っても、
毎回、毎回、
私も肯定的に見てあげる事が出来ず、
これが、自我をなくすという事か…!
私の修行やな…
と、思いました。

愉しむ暮らし

子育てしながら忙しく暮らす中でも、ひとつひとつ、愉しみたいなと思っています。8歳の息子と4歳の娘を子育てする中での学び、気づき、菜食のことや手仕事する暮らしを綴っています。

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