毎日を大切に過ごす

親子三人、車の中の会話。
2歳の娘が話し出す。

「お兄ちゃんが赤ちゃんの頃、好きやったんやで~」

何が好きやと言ったのか、
忘れてしまったけれど、

「え?お兄ちゃんが赤ちゃんの頃はまだ生まれてないから知らないでしょう?」

と、私が言ったら、

6歳のお兄ちゃんが、

「多分、前の地球の事言ってるんや。前の地球では僕のお姉ちゃんやったし」

ええ~?! 

そんな記憶が残ってた事も
初めて聞くので、びっくり!

なんや、よう聞くと
私は、今の私の娘、息子の
兄弟の一番下の妹だったらしい。

で、私の旦那がお母さんだって、
私の母がお父さん、
旦那の母は友達だったとか!

前回二回までの地球は覚えているけれど、
それ以前は覚えていない、
……らしい!

息子は今は、虫や魚が大好きで、
それを絵に描くのも、
魚釣りのルアーを作るのも大好き。
工作も好きだし、
私が縫い物をしてると、縫い物もする。

「ほんで、けいちゃん(息子)は、
前の地球では何が好きやったん?」

と、聞くと、

う~ん…と、考え、

「人形」

という答えが返ってきた。

人形か…!
確かにぬいぐるみや人形は好きで、
いつもペットのように
お世話していたけれど。

何せまだ6歳なので、
幼児性もまだまだ十分残っているから
と思ってたけれど、
そうなのかもしれないし、
なごりなのかもしれない。

そこで、私はもうすぐ七歳になる息子が
お誕生日プレゼントに
ポケモンのぬいぐるみが欲しいと
言っていたのを思い出した。

半年前までは、
熱帯魚が欲しいと言っていたので、
私は熱帯魚の方が良いのにと思っていた。

私の視点から見ると、
熱帯魚の方が健全に感じたから。

でも、
「前の地球で一番好きだったのは人形」
という話を聞いて、
自分の固定観念を
押し付けちゃいけないなぁと、
反省する気持ちが涌いてきた。

色んな理由が
ないにしろ、あるにしろ、
その人の「好き」は、
その人だけの大事なもの。

そして、
前の地球でも家族や友達として
居られた人達と、
今またこうして日々、
一緒に過ごさせてもらってる事の
意味を考えると、
毎日がとーっても貴重で、勉強なんだ。

今は母親しているけれど、
たくさんの事を学ぶ必要があるんだ、
と深く思いました。

「私、ちくちく縫ってたかな?文章書くのもしてた気がするけど」
と、言ったら、
下の娘がちくちくはしてたと頷く。

そして、息子が、
「僕も縫うの好きやわ~」
と、言った。

もしかして、
人形を縫ってたんかな?
と、思ったのでした。

確かに、
ハムスターやら赤ちゃんやらを
縫って楽しんでいる息子の姿を見ます…。





愉しむ暮らし

愉しむ暮らし

子育てしながら忙しく暮らす中でも、ひとつひとつ、愉しみたいなと思っています。8歳の息子と4歳の娘を子育てする中での学び、気づき、菜食のことや手仕事する暮らしを綴っています。

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