リュックの色あせに藍染め

娘がこの春、
幼稚園児になります。

幼稚園での生活で、
お弁当袋やリュックなど
色々なものが必要になってきます。

私の幼稚園時代に
着ていたスモッグには、
母親が刺繍してくれたキティちゃんが
縫われていました。

私はそれに、とても心惹かれ、
そのデキソコナイの
キティちゃんの刺繍が大好きで、
「私、これを大人になったらする!」
と、決めていました。

その頃からの想いですから、
自分の子どものモノを作るのは、
ワクワクしている今です。

もしかして、
一番したい事なのかもです。

娘は、小学校へ上がった
お兄ちゃんが行っていた
同じ幼稚園へ行くので、
リュックなんかは、
同じで良いのです。

…が!
三年間使ったお兄ちゃんの
デニム生地の青色リュックは
とうに色あせていて、
これは可哀想だなと
色を染め直す事にしました。



↑上2つが新入園児さん用に作った
新しいリュックで
下のが我が子のリュック。

幼稚園では、
母親が作る事も買う事も出来、
そのリュックを作る担当を
させてもらってます。

並べてみると、色の違いが分かります。

一年以上前にアナンダさんで
買った藍染めキットがありました。

そのキットはビニールの中で
もみもみするので、
手が汚れず、染色液が行き渡るそう。

藍染めは、
何回かしているのですが、
未だにハテナ?で
理解せぬまま、染め終わります。

染めのキットには、
丁寧にその説明も書いてありました。

夕方からやり出したので、
部屋のオレンジ色の灯りの中、
色もイマイチ確認出来ないまま、
「本当やったら、黄緑色に今なっているはずなんやけどな…

まだ藍色のような気がするけど、ま、いっか!」

と、続行したので、
仕上がりに期待はしていませんでした。

が…!

色あせたデニムのリュックは
ちゃんと青色が入っていてくれました!

今までした藍染めの中で
一番濃い仕上がりかも…!

リュックに付けていた
マークを剥がして、
色の差があった四角の部分も
キレイに馴染んでいます。

続いて、お兄ちゃんのTシャツ、
私の汚れが落ちないエプロン、
と入れてみましたが、
これまた、まだまだ濃い色に。

エプロンのポケットの中に入っていた

ねこやなぎも青く染まっていました(笑)



藍染め液は、
冷めたらまた湯煎して温度を上げて、
還元剤を入れたら液が無くなるまで、
千年先でも使えると書いてありました。

だから、液が残っても
捨てないで!と。

何かよく分からないけど、
スゴい!

古代の人は、還元剤に微生物?細菌?を
使っていたそうな。

この還元剤が
すぐに手に入りやすいものなら
良いのになと思いました。

昔、藍の生の葉っぱで
染めた事があるけれど、
緑色にしかならなかったのは、 
還元剤というものを
入れてなかったからなのかな?

この藍染めが
身近に感じるまでまだまだだけど、
またしたいなぁ。

このキットは、
還元剤に人工のハイドロというモノが
使われていたけれど、
多分、そのへんが
私にとって、
よく分からない要因なのだと思いました。

天然のアルカリ性の木灰や石灰で
足して、またやってみようかな?
と、
身近に出来たら、
感じられたら良いとなと
思いました。

リュックは
娘のマークのうさぎさんを
つけて、
ほつれた部分を修正して完成しました。

でも、よく見ると、

ほつれた箇所がまだまだありました…。









愉しむ暮らし

子育てしながら忙しく暮らす中でも、ひとつひとつ、愉しみたいなと思っています。8歳の息子と4歳の娘を子育てする中での学び、気づき、菜食のことや手仕事する暮らしを綴っています。

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